鞘塗り

津軽塗は、古くから刀の鞘に施されてきたことから「鞘塗り」とも呼ばれ、武家文化の中で発展した歴史を持ちます。幾度も塗り重ねた漆を研ぎ出すことで模様を現す、独自の技法が大きな特徴です。

ご縁あって、当工房でも刀の鞘の塗りを長く承っております。
現在は、黒呂色(深い艶の黒)や石目地(紋紗塗)などを中心に制作しておりますが、変わり塗りのご相談も可能です。

ご自宅で眠っている拵えの塗り直しをご希望の方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。白鞘、鞘下地、柄巻きの制作も合わせて承ります。仲介手数料なしでお取り次ぎいたします(※職人への発送・返送料および支払い手数料は別途)。

料金の目安:

(黒呂色仕上げの場合)
・短刀:40,000円(税抜)〜
・脇差:50,000円(税抜)〜
・大刀:70,000円(税抜)〜

色物、石目地仕上げ、変わり塗り、小柄・笄の有無などによって料金は変動いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

変わり塗りをご希望のお客様には、塗り見本をご覧いただきながら、当工房にて仕上がりのイメージを一緒に相談させていただきます。ご来訪が難しいお客様も、どうぞお気軽にご相談ください。